子どもや保護者とのかかわり方や支援方法について、学校の先生やスクールカウンセラーなどの専門職の皆様をリソースポートで支援します。
この支援を、リソースポートではケースコンサルテーションと位置づけております。ケースコンサルテーションは、基本的に代表のみの対応となっております。
なお、ZOOMをつかったON-LINEのケースコンサルテーションも受け付けております。近くの方でも、移動のための時間と交通費を節約できますのでお勧めです。ZOOMの利用は、極めて簡単ですが、個別に丁寧にサポート致します。どうぞお気軽にお申し込みください。
多くの人にとって、ケースコンサルテーションという言葉は聞き慣れないかもしれません。一般的には、スーパービジョン(SV : Super Vision)と言うことが多いかもしれません。スーパービジョンでもケースコンサルテーションでも、ケースの支援に関して、具体的に支援のプロセスを検討し、これから先に良い支援を提供するための方法やかかわり方を検討します。しかし、本来SV(スーパービジョン)には、監視、監督という意味があります。したがって、トレーニング中に指導者から指導を受ける場合や職場の上司から指導を受ける場合には、SVという言葉を使うことが適切な場合が多いでしょう。しかし、リソースポートで提供できるサービスは、監視でも監督でもありませんし、指導でもありません。したがって、SVと呼ぶことは適切とは言えません。そこで、事例について一緒に考えるという意味を込めてケースコンサルテーションという言葉を使っております。
昔からの「ケース検討」では、ケースについての詳細な記録を元に、ケース理解を深め、自分自身についても振り返り、対応について指導されるようなことが多かったと思います。支援者にとって、ケースを提出すること自体が非常に大きな負担でした。「ケース検討」の中で支援者が傷ついてしまうことも多かったように思います。これは、良いことではありません。支援者が「ケース検討」で傷ついてしまうと、それが現場での支援の中に悪影響を与えてしまう可能性が高いからです。これは、子育て中の母親を責めると、それは母親の自信を失わせ、結果的に子育てに悪影響になってしまうことと同じです。
リソースポートのケースコンサルテーションでは、昔からの「ケース検討」とは違って、お申し込みいただいた方(コンサルティ)の気持ちやニーズを一番大切にします。コンサルティの困り感に沿って、一緒に考えていきます。「正しい方法」を押しつけたり、足りないところを指摘して批判したりすることはありません。ケースコンサルテーションの中では、支援する側の安心・安全を守ることを一番大切にしていきます。
今までのケースコンサルテーションは、学校や専門機関での子どもに関するケースへのコンサルテーションの依頼が多くありました。1対1で週に50分の面接を続けているようないわゆる『カウンセリング』というケースではなく、日常生活の中の様々な場面での支援について、コンサルテーションをすることも半数近い割合でした。
日常の中で支援しているケースは、詳細なケースの記録がない場合が多いと思います。リソースポートのケースコンサルテーションでは、記録はなくても構いません。ケースコンサルテーションの時間の中で、気になることや思い出したことを語っていただき、それに沿って一緒に考えていきます。むしろそういったやり方の方が、コンサルティのニーズに沿ってコンサルテーションを進めていけるように感じています。
支援者もケースコンサルテーションを気軽に受けられる環境が非常に大切だと思います。ぜひ、お気軽にお問い合わせ、お申し込みください。
ケースコンサルテーションは、主としてZOOMなどのネット通話サービスを利用して行います。事前に、メールなどで申し込みをしていただき、日時を決定してから、費用をお支払いいただきます。当日までにお支払いが確認できない場合は、キャンセル扱いとさせていただきます。
お支払いは、銀行振込かこのページ下部からクレジットカードにてお支払いください。お支払い方法に関しても、事前のメールで詳しく打ち合わせをさせていただきます。
料金:1回 8000円(60分)
※1年目の方のみ5000円といたします。
実施可能な時間枠は、「ご予約」のページを確認してください。なお、ZOOM利用に限って、平日の18時から20時までの時間でも日によっては実施できます。お問い合わせください。