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“ぱんだ”とお呼びください。

 はじめまして。子育てカウンセリング・リソースポートのスタッフ、半田光代です。語尾に「…ご主人様♥」と続きそうなタイトルですが、最近ご来室くださったお客様には、こんなふうに自己紹介させていただいています。

 

 決して、私の大きな体や丸っこさが、パンダを彷彿とさせるからではありません。

言うまでもなく、私にパンダのような愛らしさは微塵もございません。

 

 児童相談所で勤務している時、児童心理司としてお子様とお会いすることが多かったため、名前を覚えてもらえるよう「半田です。はんだのはに⚪をつけるとパンダになるでしょ? ぱんださんって呼んでね」と自己紹介しておりました。すると、名前を覚えるのが苦手なお子様も、すぐに「ぱんださん」と呼んでくださり、一気に距離が近くなる感じがしました。

 

 しかも、この大きなおばさんがパンダ?…という面白さも伴うせいか、大体どのお子様も笑顔をみせてくださいました。

 

 私は昔も今も、カウンセリングはお客様に笑って帰っていただくことが一番大事だと思っています。面接中に思わず笑顔になる時間が、少しでも増えないかなあ…といつも願っています。

 

 “ご相談”にいらっしゃるのですから、お客様は大抵少し緊張した表情と身体をなさってご来室されます。どのお客様も、リソースポートに出会ってくださるまでに様々な経過があって、たくさんの勇気を振り絞って私たちにご連絡くださったのではないかと思っております。

 

 心身ともにギュッとした感じが、少しでもお話いただくことで、自然にゆるんでいただけるよう、私達はできるだけ心をやわらかくして、なんでも柔軟にさせていただきたい…と考えています。

 

 お客様は、目の前の困ったことにどう対応していいかわからなくなって、ご来室くださることが多いのですが、お話をうかがっていますと、実はどうしたいか、どうすればいいのか、お客様ご自身がすべてご存知だと感じます。

 

 お客様が少しでも安心して、ご自身に向き合っていただくためのお手伝いを、お客様と一緒にさせていただきたいと思っています。笑顔が出る時は、その人の心身がいい感じに緩んで、その人の力が一番発揮しやすいのではないか…と思います。

 

 ここではありのままの自分でいても、誰からも責められないし咎められないという場で、初めて笑顔が生まれるでしょうし、笑顔がある場では自然なエネルギーがわいてきて、希望がみえてくるような気がします。

 

 リソースポートをわざわざ選んでご来室くださるお客様との出会いは、ぱんだにとってかけがえのない出会いです。一生お会いすることがなかったかもしれない方に、リソースポートという場があったからこそ、お会いする機会をいただいたのです。

 

 お会いできた方が少しでも楽しい・嬉しい・ホッとする時間が増えることを祈って、代表の半田もぱんだも、出来るだけしなやかに、やわらかく、お客様のニーズにお応えしたいと思っています。

 

 …もっと、ユーモアたっぷりの自己紹介をしたかったのですが、なんだか次第に熱い気持ちが込み上げてしまいました。暑苦しくて申し訳ございません。

 

 これからも、出来るだけブログにアップしていきたいと思いますので、末永くお付き合いくださいませ。今年は早くから夏日が続いております。どうぞ皆様お身体に気をつけてお過ごしくださいませ。