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「こころの科学」(日本評論社)新連載

スクールカウンセラーのための「チーム学校」入門

こころの科学(日本評論社)2019年1月号通算203号
こころの科学(日本評論社)2019年1月号通算203号

こころの科学に連載記事を担当することになりました。

連載は、書くことが尽きてしまうのではないかという恐怖感が付きまとってきて、プレッシャーが極めて大きいのですが、頑張って書こうと思っています。

 

スクールカウンセラーとしてチーム学校の中でどんなふうに活動していくのかについて書いていく計画です。

私は、チーム学校の中のスクールカウンセラーの活動というは、面接があって、必要に応じて連携するというスタイルではないと思っています。チームの活動があって、その中のちいさな部分としてスクールカウンセラーの面接があるのだと考えています。

そういったスタイルを前提として、どんなふうに活動していくのかを具体的に書いていこうと思っています。

 

 

私にとっての雑誌「こころの科学」

 

 今回、連載の話を編集部からいただいて、大変、驚きましたが嬉しかったです。実は「こころの科学」は、私にとってつながりを感じる雑誌です。「こころの科学」の創刊(1985年)当時、私は高校生でしたが、創刊号から読んできました。母が保育士をしていて、保育所に出入りしている書店から、「面白い雑誌がでます」と勧められて、母が定期購読していました。といっても、母は全く読んでなかったと思います。今思えば、河合隼雄、山中康裕などの超大物の文章などが掲載されていて、高校生の私が十分に理解できたはずはありませんが、楽しみに読ませてもらっていました。

 

 大学生になって、一人暮らしを始めてからは、「こころの科学」とのつながりは薄くなりました。長期休暇などで帰省した時には、ちらちら読んだりしました。面白い特集の号は、自分のアパートに持って帰ることが多かったように思います。大学院生になって、自分の勉強のために、自分の興味のあるテーマや必要なテーマの特集号を買って一生懸命に読んで勉強しました。

 

 大半のバックナンバーは捨ててしまいました。今から思うともったいないですね。今の自宅にまだあったバックナンバーは、一番古いもので44号(1992年1月号)でした。

 

 母は5年前に亡くなったのですが、連載は「きっと喜んでくれるだろう」という思いもあります。いい連載が書けるように頑張っていこうと思います。

 

日本評論社「こころの科学」バックナンバー
日本評論社「こころの科学」バックナンバー

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