子どもが親から虐待を受けていて、子ども自身から相談を受ける場合があります。
子どもは、いつも親を支え、親を守ります。よく「子どもを愛さない親はいない」と言いますが、現実は正反対です。「親を愛さない子供はいない」のです。
親から虐待を受けている子どもから、親のことについて相談を受けることがあります。親を責めたり、親を非難しても、子どもは救われません。
「お父さんも、お母さんも、あなたも、みんなが幸せになっていく方向を考えよう」と子どもに伝えなくてはなりません。
「家族みんなが幸せになる道筋」を一緒に考えてくれる人だからこそ、子どもは親のことを相談できるのだと思います。
虐待への支援は、子どもを助けるために、親も助けて、みんなが幸せになっていく道を見つけることだと思います。