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「8分間読書会」でお会いしましょう。

こんにちは、スタッフのぱんだです。

 

 

このたびリソースポートでは、7月下旬~8月にイベントを開催することになりました。以前にも開催しましたコラージュ療法イベントだけでなく、今回は子どもに専門的にかかわっていらっしゃる方を対象に、「8分間読書会」を予定しています。この「8分間読書会」は、先日リソースポートに遊びにきてくださった有賀さん(なかゆくい代表:詳細はフェイスブックをご覧ください)から教えてもらったのですが、シンプルな方法だからこそ、代表もぱんだも、❝これは豊かな広がりになりそう!面白そう!❞という印象をもちました。

読書

 

 

リソースポートのイベントは、どなたでも大歓迎!です。が、もし次のような方がいらっしゃれば、ぜひぜひご参加いただきたいと思っています。

 

・子どもと関わる仕事は向いていないのではないか…と自信がなくなってきた。

・子どもとの関わり方に迷いや悩みを抱えている。

・自分が目指したいことと、現状に大きな隔たりがある。

・子どもと向き合おうという気持ちやエネルギーが乏しくなってきた。

 

今のお仕事に就くために努力し、ようやくその職に就かれた時、子どもとの出会いに緊張を上回る期待や希望を抱かれたと想像します。すべての子どもが、安心して楽しく毎日を過ごせるよう、日々ご自分なりの努力と工夫を重ねてこられたのでは…と思います。

 

私自身の体験にもなりますが、組織の一員である限り、子どもと向き合う状況や自分の立場、職場の人間関係が、大きく影響することは避けられません。むしろ、それを踏まえて、どう子どもと向き合うのか…が大きく問われます。

 

先日、たまたま図書館で手にした「タテマエ抜きの教育論」(木村泰子✕菊池省三)を読んだ時、仕事でお会いした学校の先生方とのことが思い起こされました。

お会いした先生方は、本当に疲弊なさっていました。毎日膨大な仕事量を抱え、遅くまで仕事に取り組み、ご自身のプライベートはないような日々を過ごされていました。当然のことですが、先生方が安心・安全と感じる職場でなければ、子どもたちと安心・安全と思える関わりをもつのは困難です。残念なことですが、自分で描く子どもとの関係性・有り様を目指すほど、遠のいてしまう現実があるように感じました。エネルギーを浪費するような毎日が続くと、原因を自分に向けるか子どもに向けるか、になりがちです。自分の力では抗えない組織の力を感じた場合、子どもに非があると思い込むことで、ようやく自分が生き残れる現実もあります。

 

非があるとレッテルを貼られた子どもは叱られ、子ども同士のつながりは断たれます。子どもの自己肯定感は低くなり、学校に行きたいと思えなくなっていきます。学校で不適切行動が目立つ子どもは、時に学校から❝親の愛情不足❞と親に伝えられます。そうなると、親は子どもを注意したり、叱るしかない状況に陥ります。これまで代表もぱんだも、保護者様から心が痛むようなお話しを沢山うかがってまいりました。

 

改めて確認しますが、誰が悪いわけでもありません。悪者探しをしても意味はありま

せん。集団活動から外れやすい子どもに非はありませんし、学校の先生方は、何とか子どもに向き合おうとなさっています。大変な日々をなんとかこなしている…という先生方にこそ、ご自分の良さ・強みを改めて確認し、ご自身が目指すことを大事に守りながら、どう組織で粘り強く生き抜いていくのか…が重要なことだと思います。❝どんなときも、すべての人は子どもの安心・安全のため…を貫くべき❞と思い込んだぱんだは、いつしか自分が正義だと勘違いし、闘うことも増えて、知らぬ間に大小の怒りを膨大に溜めていたのだと思います。退職して初めて、自分がどんなに危ない状態だったのか、知る機会を得ました。逆に言うと、つらい状態を生き延びようとして、結果的に自分や家族を大切にできない生活にドップリ浸かり過ぎて、その状況から自分を切り離さないと、気づきようがなかったのだと痛感します。でも、私は行政職であるよりも、心理職としてのアイデンティティが強かったので、最終的に自分にとって大切な選択ができたように思います。身近で大切な人たちが、最終的にぱんだの味方になってくれたことが一番の力になりました。

 

ぱんだと似たような状況・体験をお持ちの方が、少しでも一人で抱え込まないように、味方や仲間がいればいいなあと思いました。もし、自分の信念を曲げざるを得ない状況に陥った時、自分を必要以上に責めず、どうやったら粘り強く生き抜き、大切なものを次に繋げていけるか。それにはまず、エネルギーを蓄える必要があります。そのためのお役に立てるような、安心できる相互補助のような場ができれば…その種まきができればと願い、今回のイベントを企画しました。ささやかで、芽が出てくるのかどうかも全くわかりません。とにかく行動することに意味がある!と信じ、とにかく動き始めました。このイベントに興味や関心をお持ちいただける方が、お一人でもご参加くだされば、代表もぱんだもとても幸せです。ささやかで小さなところから何かが始まるのは、ワクワクと面白いものに満ちて、どんなものにも変化する可能性がある…と、妄想好きなぱんだはアレコレ想像しています。

 

とにかく未知数の8分間読書会。ご参加いただく方次第の、スリル満点!?の楽しさが味わえるかもしれません。安心・安全を第一にしたいと思っております。少しでも気になった方は、ぜひご参加くださいませ。一緒にゆるゆると楽しい場をつくっていきましょう!!