リソースポートでは、気心の知れた仲間と一緒にお2人で、コンサルテーションをご利用いただく【ペア・ケースコンサルテーション】を行っております。
仲間と一緒に利用していただくことで、ハードルが下がるだけではなく、学びの広がりや深まりも生まれるように思います。
スーパービジョンとは
心理士・心理師は、カウンセリングや面接の場面では、1人で仕事をすることが非常に多いものです。1人でクライエントさんに向き合うということは、意外と心理的な負担が大きいものです。
心理的な負担だけではなく、独りよがりになってしまうリスクもあります。
そのためもあって、心理師・心理士として仕事をするときには、スーパービジョン(SV)を受けることが求められています。
スーパービジョンとは、辞書を引くと「指導・監督」と書かれています。先輩や熟練の心理師・心理士から指導・監督を受けるという意味です。
しかし、一方では、カウンセリングなどの心理的な支援は、指導・監督とはなじまない面があります。支援のプロセスでは、その瞬間その瞬間に感じたことをもとにした自律的・自発的な動きが必要となるからです。立場が上の者からの指導・監督では、なかなか自律性・自発性を促すことが難しいように思います。
そのため、一般的には「スーパービジョン」でも、スーパーバイザーが一方的に教えて、スーパーバイジーがそれに従うということにならないように、スーパーバイジーの自律性・自発性を大切にできるようにしながら行われています。
ケースコンサルテーションを提供します
上記のようなことから、リソースポートでは、心理師・心理士の皆さんへのサポートを行う際には、「ケースコンサルテーション」として捉えています。あるケースについて、一緒に考えるという姿勢を大切にしております。
ペア・ケースコンサルテーション
ケースコンサルテーションであっても、自分の実践について振り返ってコンサルタントと一緒に考えることは気が重いかもしれません。1対1の関係は緊張しがちですし、自分の実践を振り返ることも心理的な負担が生じるものです。
そこで、リソースポートでは、気心の知れた仲間の心理師・心理士とお2人で、コンサルテーションをご利用いただく仕組みを設けました。
それぞれのご自宅などからzoomの会議室にアクセスしていただきます。
仲間と一緒なら、コンサルテーションを受ける気持ちの負担が少なくなると思います。
また、1回分の料金もお2人で負担しますので、1回あたりの自己負担は半額になります。
また、仲間が実践を振り返ること時も、自分自身の学びになると思います。
自分には思いつかない考え方や方法に触れることになるかもしれません。また、仲間の実践を実践を通して自分の自分の実践を振り返ることができるかもしれません。仲間から自分の実践について的確なフィードバックをもらえるかもしれません。
また、仲間と一緒という安心感も非常に大きいのではないかと思います。安心感があるからこそ、自分自身を見つめることもできますし、自由に考えることもできるのです。
こういったことから、【ペア・ケースコンサルテーション】は、学びの広がりや深まりが生まれやすいと思います。
時間の調整をお願いします
こんなふうに、良いことばかりの【ペア・ケースコンサルテーション】ですが、一つだけ弱点があります。ご利用の時間をお2人で調整していただくことが必要です。
時間さえ調整できれば、ぜひリソースポートの【ペア・ケースコンサルテーション】をご利用ください。