2020年10月12日に、オンデマンドのビデオによる研修を受けました。
ボストン大学不安関連症センターのデイビッド・バーロウ名誉所長らが開発した、「感情障害への診断を越えた治療のための統一プロトコル（Unified Protocol for transdiagnostic treatment for emotional disorders; UP）」についての研修でした。
統一プロトコルということで、手順や方法が具体的に定められています。これに沿ってカウンセリングを行えば、ある程度の水準で支援を行っていくことができます。
認知行動療法というのは、行動理論に基づく治療方法で、うつ病、不安症（社交不安症、パニック症、全般不安症）、強迫症などを主な対象としています。
この研修では、統一プロトコルに基づいたデモンストレーションを見ることができて、具体的に学ぶことができました。統一プロトコルがあるということで、単純で杓子定規なコミュニケーションになってしまうと危惧される人も多いかもしれませんが、デモンストレーションを見ると丁寧にコミュニケーションを重ねていくという印象を持ちました。
丁寧で分かりやすい関わり方について、具体的に学ぶことができて、私自身のカウンセリング活動に活かすことができるように思いました。
いろんな人と一緒に見て、話し合えるとさらに学びが深まるように思います。