学校心理士の論述試験は例年8月の始めに行われています。2017年の年初にあたって、今年の論述試験に出題されそうな問題を考えてみました。
なお、学校心理士の論述試験では、必須問題と選択問題の2種類の問題が出題されます。問題1は必須問題で「学校心理学」についての設問になります。問題2は選択問題で、「A(特別支援教育)」「B(生徒指導・教育相談・キャリア教育)」の2種類から選択する形式となっています。
考えてみた問題です。
必須問題(学校心理学)
学校が直面している様々な課題の解消に向けて「チームとしての学校」が注目されている。「チームとしての学校」の中で学校心理士の果たすべき役割について記述しなさい。
選択問題
B(生徒指導・教育相談・キャリア教育)
我が国では近年、自殺対策が効果を上げ、自殺者数は全体では減少傾向となっている。しかし、若年層においては、高止まりの傾向が続いていると言われている。学校教育においても、自殺予防の指導や支援は重要性が増している。自殺念慮のある子どもへの支援について、学校心理学の視点から記述しなさい。
回答例は、また後日作成します。
また、選択問題のA(特別支援教育)の問題ですが、私は特別支援教育については問題を作成できるほど専門性が高くないのでパスさせていただきます。